SIGMAがArtラインの新レンズ「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM」を発表しました。
同時に「SIGMA 14mm F1.8 DG HSM」と合わせてフルサイズ用のArt単焦点レンズは7本になりました。
レンズのラインナップは今回の新作でかなり充実しましたね。
今回発表された「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM」について紹介していきます。
どんなレンズ?
「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM」は中望遠の単焦点レンズです。
135mmという焦点距離による圧縮感と開放F値1.8からくる大きなボケを楽しむことができるレンズですね。
対応マウントはシグマ・ニコン・キヤノンを現在予定しているようです。
Artレンズらしい贅沢な構成
出典:レンズ構成図/仕様 | 135mm F1.8 DG HSM | Art | プロダクト | レンズ | SIGMA GLOBAL VISION
レンズ構成は10群13枚、うちFLDガラス2枚・SLDガラス2枚の贅沢な構成になっています。
収差を抑える設計になっているため、コントラストが高いレンズに仕上がっているようです。
Artレンズは私も「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」を使っていますが、色ノリやピントのキレ、解像感が素晴らしいので「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM」も楽しみです。
大型の超音波モーターを搭載
大型HSMを搭載しているので、AF速度・安定性が向上しています。
従来のArtレンズでもAFは結構速いので、爆速になっているのかもしれません。
F1.8の大口径が魅力
135mmでF1.8はすごいです。めちゃ明るい。
135mmはニコン・キヤノンでも純正レンズで出していますが、どちらもF2なんです。
もちろん、F2でも明るいレンズではあるんですが、それよりも1/3段明るいレンズですので、ボケの大きさや暗所での撮影などにアドバンテージがあります。
発売日・価格は?
発売日・価格ともに現在未定のようです。
ただ、CP+2017で「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM」のタッチ&トライができるようなので現在生産中と考えられます。
特に大きな問題がなければ春ごろには発売されるのではないでしょうか?
価格については15万円程度に落ち着くのでは?というのが私個人の見解です。
Artラインの単焦点は実売8~13万円ほどで発売されていますが、望遠(もしくは広角)にいくほど若干価格が上がっています。
「SIGMA 85mm F1.4 DG HSM」、「SIGMA 20mm F1.4 DG HSM」が実売11~12万円ほどなのに比べ、「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」、「SIGMA 50mm F1.4 DG HSM」は実売8~9万円台になっています。
望遠、広角になるほど大口径にするためのコストがかかるため、その分が価格にも反映されているわけですね。
その為、「SIGMA 85mm F1.4 DG HSM」よりも望遠である「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM」は高額になるのでは?と考えています。
まとめ
新しいArtラインのレンズということもあって否応なしに期待が高まりますね。
135mmのレンズはポートレートなどにもピッタリの距離なので、発売されたらぜひ使ってみたいレンズです。
参考
https://www.sigma-photo.co.jp/new/new_topic.php?id=1139
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