カメラバックの形はどれがオススメ?メリット・デメリットを比較してみた!

カメラバックのアレコレ レビュー
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日常的にカメラを持ち歩くようになると気になるのがカメラバックではないでしょうか?

レンズやその他のアクセサリを持ち歩かない時はカメラだけ持って出かけてもいいんですが、荷物が多くなるにつれてなかなかそうはいかなくなってきますよね。

今回はいろいろな種類のカメラバックの中から代表的な形のものをピックアップして、それぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。

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カメラバックの種類

まずは、代表的なカメラバックの種類から

  • ショルダー
  • リュック
  • メッセンジャー
  • キャリー
  • ウエストポーチ
  • ハードケース
  • インナーバック

大体このぐらいでしょうか?

カメラバックと一口に言ってもかなりの種類がありますよね。

では、それぞれのバックのメリット・デメリットを紹介していきます!

ショルダーバック

おそらくカメラバックと言えば、イメージするのが、このショルダーバックタイプのものではないでしょうか?

カメラバックの中では主力となっている形なので、サイズ・形が豊富でいろいろなものが売っています。

報道写真家などによく使われる「DOMKE」やカメラ用品メーカーの「HAKUBA」のバックなど調べるとかなりの種類があります。

 

メリット

このタイプのメリットは機材へのアクセスがしやすい点と言えます。

バックを肩にかけたままでも上蓋やフラップを開ければ機材が取り出せるようになっているのが、ほとんどです。

また、サイズや形が豊富なため、機材の量にあったバックを選べる点も魅力のひとつです。

デメリット

片方の肩で機材を背負うことになるため、機材の量が多いほど負担が大きくなります。

短い距離であれば問題ないですが、ショルダーを背負っての徒歩・電車移動はかなりしんどいと思います。

後は、いかにもカメラバック的なデザインのものが多いですね。

仕事ならいいですが、プライベートで持ち歩くのはちょっと…的なものもあります(笑)

リュック

私も使っているリュックタイプ。

今のカメラバックとは数年単位での付き合いになりますが、特に不満を感じない製品ですね。

リュックタイプのカメラバックも最近種類が増えてきているので、機材の量に合わせて選ぶことができます。

リュックタイプの中でも個人的にカッコいいと思ってるのが、この「THULE」のリュックですね。

サイズは結構大きいんですが、カメラバックの割にはスタイリッシュなデザインですよね。

今のバックが壊れたらちょっと欲しいかも。

もうひとつ気になっているのが、Nikon×MILLETのコラボバック『EIGERGLETSCHER 33』

下の記事で詳細書いてますが、すごく使いやすそうです。

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メリット

リュックタイプのメリットは両手が空くことですかね。

また、機材の重みを両肩(腰用のベルトがある場合は腰)で分散できるので長時間機材を持ち歩いても、他のバックよりも疲れにくいです。

デメリット

リュックタイプはチャックを完全に開けないと機材を取り出せないタイプやバックの横に機材部分へアクセスできるチャックが付いているが、メインのカメラを取り出せるだけでレンズへのアクセスはできないバックなどが多く、移動中の撮影には向きません。

カメラとズームレンズがあれば、とりあえず写真を撮れるので、問題ない人も多いですが、単焦点派の私にとってはレンズを収納している部分に気軽にアクセスできないのはマイナスポイントです。

メッセンジャー

系統的にはショルダーと近い感じのバックです。

カメラバックの中では比較的新しい形ですね。

私も撮影中のレンズポーチとして使っている「MetroImagings」のバックなど色々なタイプのものが出てます。

メリット

紐の長さを調節して体にフィットするように背負うバックなので、ショルダーよりも重さを感じにくいです。

機材を取り出すときも背中側から前にバックを回すと物が取り出せるので楽です。

また、デザインが他のバックに比べて普通のメッセンジャーバックのような見た目のものが多いので、街中で使っていても違和感ないのもいいですね。

デメリット

ショルダーと同じく片方の肩に重量がかかるのでバックを背負っている時の楽さはショルダー以上リュック未満といったところ。

また、バックの形状や背負い方の問題からかショルダーやリュックタイプのバックほど大容量のバックは見当たりません。

キャリー

旅行用キャリーのような見た目のカメラバック。外装がソフトタイプやハードタイプなどさまざまな種類があり容量も豊富です。

三脚などを作っている「Manfrotto」からもでてます。

メリット

キャリータイプなので、機材の重みを感じずに移動できます。

また、たいていのバックよりも大容量なので機材が多い人でも安心ですね。

機材を安全に持ち運ぶことを主眼にしているので、機材の保護性能はかなり高いです。

デメリット

機材へのアクセスが不便です

実際このタイプのバックを選ぶ人は道中のカメラを取り出すことはあまり考えていないとは思いますが…

バック自体の重量も重くなるので、エレベーターの無い場所での階移動は地獄です(笑)

ウエストポーチ

どちらかというとレンズポーチとしてのイメージが強いウエストポーチ。

交換用レンズやこまごまとしたものをひとまとめにしておけるので便利ですね。

どちらかというとサブバックとしてよく使われている気がします。

「Lowepro」は色んなタイプの物を結構出してますね。

前に気になっているカメラ用品を紹介した時に書いたNewswearも一応このジャンルに入るのかな?

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メリット

腰につけているので、機材の出し入れが楽です。特にレンズ交換がかなり楽です。

デメリット

比較的容量が小さいものが多いため、メインのバックとしての用途には向きません。

ハードケース

アタッシュケースのような見た目のものなどさまざまな種類があるハードケース。

「Kenko」や「PELICAN」などさまざまなメーカーから販売されています。

メリット

とにかく頑丈です。

機材の保護性能は一番高いんじゃないでしょうか。

また、商品によっては気密性が高いものもあり、防水性能を謳っている商品もあります。

デメリット

ケース自体が重いため、徒歩・電車移動には向きません。

また、外装が布製のものと違い、伸縮性がないので機材の入れ方にも制限が出てきます。(布製のバックと違ってチャック閉めれば解決!とはいかないです)

インナーバック

普通のバックに入れてつかうインナーバック。

普段使っているバックをカメラバック化することができるというものです。

「HAKUBA」や「サンワダイレクト」などから販売されています。

メリット

普段使っているバックをそのまま流用できるので、便利。

街中でも違和感なく持ち歩くことができます。

デメリット

底にマチが付いていないバックに使うとインナーバックが動いてしまい、つかいずらいです。

容量がレンズ2~3本程度の物が多く、機材が多い人には向きません。

また、インナーバック本体はスポンジなどの緩衝材で出来た箱ですが、緩衝材が薄いものが多く衝撃には弱いです。

まとめ

今回はレンズバックの種類それぞれのメリット・デメリットを紹介しました。

個人的にカメラバックの形に優劣をつけると以下の感じになります。

携帯性

  1. リュック
  2. メッセンジャー
  3. ショルダー

機材の保護性能

  1. ハードケース
  2. キャリー
  3. リュック

機材の取り出しやすさ

  1. ウエストポーチ
  2. ショルダー
  3. メッセンジャー

見た目

  1. インナーバック
  2. メッセンジャー
  3. リュック

機材が多い人であれば、リュックorショルダー+ウエストポーチor小さいメッセンジャーの組み合わせもいいと思います。(私は撮影現場まではリュック、撮影中はメッセンジャーをレンズポーチとして使ってます。)

機材が少ない人ならメッセンジャーやインナーバックがオススメですね!

キャリーやハードケースは紹介したものの一般の人ではあまり使っている人がいないので、無視しても構わないかもしれません(笑)

価格や機材の量と相談しながら、自分に合ったカメラバック選びの参考になれば幸いです!

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