写真を撮り始めてしばらくすると、どうも同じ雰囲気の写真しか撮れない・思っているような良い写真に仕上がらないなんてことはないですか?
おそらく、写真を撮ることにマンネリ化してきているのでそういった風に感じてしまうのだと思います。
今回はそんなマンネリを打破して、初心者からステップアップするために必要な1つのポイントを紹介します。
写真は「足」を使って撮るもの
良い写真・自分が好きな写真に近づくコツは「足」を使って写真を撮ることです。
初心者の方の場合、多くは写真を撮りたいと思った時にその場でシャッターを切ってしまっています。
もちろん、シャッターを切ること自体は悪いことではないのですが、撮影前に少し工夫をすることでもっと思い描いていた写真が撮れるかもしれません。
「足」を使うとは?
「足」と書きましたが、自分の身体を動かして被写体との距離を変えたり、目線を変えることです。
具体的な例を紹介します。
ズームに頼り過ぎない
遠くのものを引き寄せたり、広い範囲を写せる便利なズームレンズですが、初心者の人にとっては足を使って写真を撮るキッカケを奪ってしまうレンズでもあります。
例えば、自分が数歩下がれば被写体がキレイに入るのにズームを広角側に回してしまうということはないでしょうか?
写真は広角や望遠など使う画角によって写り方が変わってくるので、それぞれの画角の違いを理解せずに写真を撮っていても上達は望めません。
じゃあ、どうすればいいの?
ステップアップの為にはひとつの画角だけで写真を撮ってみることをオススメします。
その際使うのは、標準域の焦点距離50mm程度がいいでしょう。(センサーがAPS-Cの場合は35mm、マイクロフォーサーズの場合25mmのところを使ってください。)
単焦点レンズを持っている人はそれを使ってもいいですし、なければパーマセルなどでズームリングを固定してください。
その状態で1日写真を撮ってみると普段と違って、手元で写真に写る範囲を変えられないので自然と足を使って写真を撮るようになります。
アイレベル(目線の高さ)が変わらない
もうひとつ初心者の人にありがちなのが、アイレベルを変えずに写真を撮ってしまうことです。
立ったままで写真を撮ってしまうと自分の目線から撮った写真ばかりになってしまい、変化が乏しくなります。
アイレベルについては写真を撮る前に一呼吸置いて、態勢を変えるだけでOK
背伸びしてみる・立つ・屈む・しゃがむの4パターンだけでも写真に変化がついてきますので試してみてくださいね。
まとめ
今回は初心者からのステップアップに必要な1つのコツを紹介しました。
初心者からステップアップするには、カメラに写真を「撮ってもらう」から自分で写真を「撮る」という意識が大事です。
そのためにも、しっかりと足を使って能動的に写真を撮ってみてくださいね!
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