車のライトを光跡にして撮影する為に必要な3つのアイテムと5つのポイント

光の軌跡 撮影のコツ
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前回、無料ソフト『GIMP』を使って光の軌跡をゴージャスに仕上げる方法を教えるよ!【合成素材配布】という記事を書きました。

今回はスローシャッターを使って、車のランプを光の軌跡にして写すために必要なアイテム3つと撮影のポイント5つ紹介します。

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光跡を写すために必要なアイテム

スローシャッターが使えるカメラ

まずは、これ。

一眼レフ・ミラーレスを使っている人は特に問題ないですね。

コンデジでもGRなどいわゆる高級コンデジに分類されるものだとスローシャッターが使えます。

車のライトを撮る場合、最低5秒程度はシャッターを開けることが出来るとキレイに写せますね。

三脚

次に必要なのが、これ。

5~10秒のあいだシャッターを開けて写真を撮るので、手持ちでの撮影はほぼ無理です。

三脚といっても、高級品を使う必要は特にはないです。

カメラとレンズを合わせた重量がそこまで重くないなら、ファミリー向けの三脚でも全然大丈夫。

自分のカメラを載せてグラついたり、重みでお辞儀しなければOKです。

また、あまりオススメはしませんが、カメラが動かなければ撮影自体はできるので、地面に置いたり、ベンチに置いたりしても大丈夫。(振動とかでブレる可能性は有。落下等の危険性もあるので自己責任で!)

低い位置から撮影したいならマンフロットのミニ三脚をオススメします。

レリーズ

カメラ本体に触れずにシャッターを切れるので、持っていると楽に撮影できます。

純正品は安心ですが、互換品でも問題ないです。

無ければ、タイマーで代用も可。シャッター押してから3秒後とかにシャッターが切れるようにしておくといいかも。

撮影のポイント

基本はM(マニュアル)モードで撮影

光跡はM(マニュアル)モードで撮影した方が簡単にとれます。

まず、光跡を撮るには、夜間の撮影になると思います。

まずはカメラの設定をシャッタースピード10秒・絞りF8・ISO感度100(ない場合ISO200)に設定して試し撮りしてみましょう。

写真が暗い場合、F5.6にしてもう一度撮ってみます。明るい場合はF11で撮るかシャッタースピードを短くします。

シャッタースピードを短くする場合5秒より短いと光跡がキレイに出にくいので、なるべく長めにしておきましょう。

 大通りで撮影する

比較的車通りの多い場所・時間を狙って撮影すると、多くの光跡を撮りやすいです。

また、撮影する際に対向車を撮ってしまうとヘッドライトの光が目立ってしまい、白い光跡ばかり撮れてしまうので、テールランプが写る位置にカメラをセットするといいですね。

比較的簡単に撮影できる場所は歩道橋の上やバイパス・国道沿いなど

まずは、色々な場所で撮影にチャレンジしてみてくださいね!

比較明合成をする場合のポイント

光跡の写真は合成することでよりキレイに仕上げることができます。

比較明合成で仕上げたいと考える人は以下のポイントにも気をつけましょう。

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同じ構図の写真を複数枚撮る

比較明合成をする場合、写真の構図が違っているとうまく合成できないため、合成用の写真はカメラを動かさないで複数枚撮る必要があります。

露出を一定にする

合成用の写真の露出は一定にするようにしましょう。

これも合成後の結果に大きく影響してきます。

試し撮りの時点で露出を決定し、その後は撮影が終わるまでは設定を変えないようにします。

また、RAWで撮って現像する場合も合成用の写真全てに同じ設定を適用するようにしましょう。

完成後の写真をイメージする

例えば、道路全体に均等に光跡が写るように撮影したい場合、写真を撮る段階で合成後のイメージを頭の中でしながら撮るといいです。

例えば、1枚目の写真がこんな感じで右側の光跡が多い場合

2枚目の写真は左側の光跡が多く写るタイミングでシャッターを切るといったように考えればOK

どのぐらいの光跡を写真に写したいかにもよりますが、ある程度空間が光跡で埋まっていた方がいい感じに仕上がりますよ!

まとめ

実はけっこう簡単に撮影ができる光跡。

色んな場所から撮ってみることで光の表情が変わる様子を楽しめます。

ぜひ撮影にチャレンジしてみてくださいね!

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