撮影している人の視点やそのカメラを使っての撮影体験がわかりやすいPOVスナップ。
映像で見ている風景と出てくる写真の切り取り方の違いなども楽しいコンテンツです。
今回はPOVスナップの撮影方法や最低限必要な機材等を紹介していきます。
必要機材
1.カメラ
カメラは何でも問題ありませんが、POVスナップをする際のスタイルに関わってきます。
カメラの液晶が固定式の場合腕を伸ばして液晶を見ながら撮影するスタイルになります。
このアングルですと、撮影者本人の視点や体験が伝わりやすい形で撮影できるかと思います。
後は、カメラの液晶がチルト・バリアングルの場合やハッセルブラッドのビューファインダーを撮影するなどカメラの液晶等が映るように映像用のカメラを固定して撮影することもできます。
こちらは撮影者の視点というよりはカメラが見ている風景を見るといった感覚が強くなります。
持っているカメラや理想のスタイルに合わせて好きなカメラを使ってみてください。
2.POV映像用カメラ
こちらもある程度は何でも大丈夫です。
ただ、写真用のカメラを持つので手を離した状態で使えるカメラが好ましいかもしれません。
私はInsta360 go2を使用しています。
撮影のコツ
撮影をしてみて個人的に感じたポイントをいくつか紹介します。
なお、私が撮影しているスタイルは撮影者の視点がわかるPOVスナップなので、他のスタイルとは気をつけるべきポイントが違うかもしれませんがその点はご了承ください。
1.映像は気付きから写真の撮り終わりまで十分に撮影する
写真を撮りたいと思うものを遠目で見つけたら、撮影したいポイントに移動する段階から映像のレックをするようにしています。
何かに気づく→撮りたい場所に移動する→撮影するといった一連のプロセスを見せられるようにするためです。
特にスナップでは、撮っている人に視点が見てみたい、面白いと思うことがほとんどなので、自分がどこに興味を持ったかが伝わるように撮影をしています。
また、撮り終わりについてはシャッターを切った後に慌ただしく動くのではなく、少し静止をして余韻を残すように動くと映像を編集する時に落ち着いた編集ができる気がします。
2.POVカメラの画角を意識する
私はPOVカメラを大体胸の中心くらいで固定して撮影しているのですが、ハイアングルやローアングルになると、写真用のカメラが画角ギリギリや画角外に出てしまうことがあるので、可能な限りカメラの位置に気をつけるようにしています。
映像の中にカメラの背面液晶などが写っていないのでは、POVスナップのコンセプト自体が成立しなくなってしまうので。
見る人がカメラの液晶が見やすい撮影を心がけます。
3.環境音の収録が大事
没入感を高めるには撮影時の環境音を綺麗に収録できることが大事だと思います。
ただ、この点はまだ私も弱い部分なので、今後力を入れたいです。(insta360 go2は音声の外部入力ができない)
持ち運べるので、あればフィールドレコーダーなどを使って環境音を合わせて録音するのが良さそうなんですが、結構仰々しくなるのと、手を塞がずにレコーダーを使うすべが今のところ思い浮かばないのでまだ検討中です。
まとめ
ということで、今回はPOVスナップの撮影方法などを簡単にまとめました。
私もまだ始めたばかりなので荒削りではありますが、随時気がついたことなどは紹介していければと思います。
それでは、また
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