落合陽一先生の「質量への憧憬」展に行ってきた

カメラの使いかた
スポンサーリンク

1月24日~2月6日の間に開催されている落合陽一先生の写真展「質量への憧憬」

開催前からかなり気になっていたんですが、2月1日に都内へ撮影に行くことがあったので、撮影後に行ってきました。

入り口前。期待感高まります。

入り口を入って目を惹くのが以下の展示。

光を纏う枯木とそれをかこむような写真展示。

空間としてのインパクトが大きくて息をのむ。

奥の写真展示がボケの写真を集めたものなんですが、写真展示の上にフロートで重ねたパネルが展示されており、立体感があって美しい。

8Kのモニターとブラウン管を使った展示。

奥に進むと立体作品や写真の展示が所狭しと並んでいる。

上のブラウン管と8Kモニターの作品は同じ画像をそれぞれの画面に映し出しているですが、実際に作品を見ると8Kのモニターよりもブラウン管の方が「本物」っぽく見えるのが不思議でした。

改めて写真で見ると、解像感の違いは圧倒的なんだけど、それでもブラウン管の方が真に迫るというか、立体感を感じる。これが、落合陽一先生のいう質量なのかもしれない。

人間の目では8K以上の解像度を認識できないみたいな記事をどこかで読んだことがあるが、解像度があるだけでは「本物」には近づかないのだなと感じた。

奥にある壁一面の展示

壁一面の展示もインパクト大。

ライティングが美しい。写真に当たる光と影も展示の一部。明暗によって写真が引き立つ感じで素晴らしい。

ドネーションのプリントとサイン本

帰りにドネーションのプリントとサイン本を購入。プリントは眺めているけど、いまだに何を写しているのかが全然わかりません。。。

ただ、何故か構図と色の遊びが楽しくて購入してしまった一枚。そのうち、額装にして飾ろうとおもいます。

メディアアーティスト、研究者、教育者、経営者など色々な顔を落合陽一先生。著書も何冊か読んだり、毎週WEEKLY OCHIAIを見てはいるんですが、話していることがいまいち理解できないでいました。

今回の個展で作品を実際に見てみるとどんな感じで世界を見ているかを見ることができて楽しかったです。

写真を業として撮っているとどうしても正解を他者に依存するようになってしまいますが、帰りにスナップをしたくなる気持ちにさせてくれたのも個展の効果かなと。

もっと自由に写真を楽しんでみたいですね。

コメント