こんにちは。
Surphoto-personalの菅原です。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今回は発売日に購入していましたX-H2を4ヶ月弱使ってみた率直な感想をお話ししていこうと思います。
それでは、どうぞ!
APS-Cの最高峰
とりあえず、触っていて感じたのが出てくる絵の質の高さ。1世代前(X-T4とか)は使ったことがなく、2世代前(X-T3)や3世代前(X-H1,X-PRO2)との比較なんですが圧倒的にクリアになりました。
いわゆる抜けの良い絵といった感じです。センサーの画素数からくるものなのか、絵作りの方向性が変わったのかはわかりませんが、圧倒的にクリアです。
とはいえ、X-H1の世代の湿度感の写りも好きなので、好みが分かれる部分かもしれません。
ただ、出てくる絵の上質さは間違いなくAPS-Cだと最高峰です。センサーサイズの違いによる部分は確かにあるのですが、正直X-H2の絵があればフルサイズがなくてもいいと思います。
むしろこれ以上の画質を求めるのであれば中判のほうが良いです。
AFは高速化したけど、、、
前の世代のXシリーズと比較するとAF周りは圧倒的に良くなっています。
AF-Cも問題なく使えるレベルだとは思いますが、おそらくこの感想を抱くのはXユーザーだからでしょう。
AFに優れた機種をお使いの方からすると不満が残るぐらいの仕上がりかもしれません。
個人的には大きな不満はないのですが、強いてあげるとすれば顔認識の精度。
手前側の被写体が正面から横を向いてしまうと被写体の奥にいる人にフォーカスがあってしまうことが多いのがやや不満です。
もちろん、私が設定を詰め切れていない可能性はあるのですが、、、詳しい方いらっしゃれば教えてください。
バリアングルは一長一短
スチルの時は光軸からズレるので三脚であれば問題ないですが、手持ちですとやはり違和感はあります。
しばらく使ったが、やはり慣れないので出来ればチルトの方が嬉しいです。
ただ、モニターの自由度が高いので、そこは便利。画像確認しながら、一人で箸あげの撮影もできるのは助かります。
後は、地味に不便なのが、テザー撮影時USB-Cケーブルとバリアングルモニターが干渉するので、モニターを半端な角度にできない。。。
ケーブルサポートの形もめっちゃ便利なのに干渉が不便なんで困ります。
後は余談ですが、使って2ヶ月ほどでバリアングルモニターを早速折ってしまいました。。大体修理で3万円ほどかかったので、皆様も取り扱いにはお気をつけください。。(その後、急ぎでプロサポ会員になりました。)
高感度はそこそこ
体感で2世代前とそこまで変わらない感じですが画素数が上がっているので、その分を考えるとよくなっていると感じます。
個人的にはISO1600でギリギリ、ISO3200は緊急用といったイメージです。
後は、低感度もISO125から使えるようになったのは嬉しいですね。ライティングする時に非常に助かります。
質感は普通
カメラを持った時にいいもの感、所有欲を満たされる感じは特にないですかね。
仕事道具感がより強まった感じがするので、そのあたりはしょうがない感じもします。
物としての満足感であればSIGMA fpとかの方が上です。
まとめ
写真機としての性能にはおおむね満足ができているカメラです。
ほとんどのシチュエーションで問題なく撮影できるカメラに仕上がっているかと思います。
fujifilmのカメラ全般に言えますが、今までは万人にオススメができるものではなかったんですが、X-H2,H2S,T5以降の世代はほとんど不満なく誰でも使えるんじゃないかなと思います。
機会があればぜひ使ってみてください!
それでは、また!
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