仙台にあるニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所に行ってきました。
朝ドラ「マッサン」でも取り上げられた日本ウイスキーの父「竹鶴正孝」が余市蒸溜所の次に建てたのが、この宮城峡蒸溜所なんだそうです。
仙台駅からも車で1時間かからないくらいで着きますし、近くには作並温泉もあるので、温泉行くついでにもぴったりのスポットでした!
どこにあるの?
車の場合は作並街道を作並温泉方面へ走ると、途中左手に看板が見えるので曲がってくださいね。
公共の交通機関でも行けて、バスなら仙台駅から作並温泉行に乗車して「ニッカ橋」で降りると一番近いみたいです。
電車なら仙台駅から仙山線に乗車、作並駅で下車します。そこから徒歩なら25分(!)かかるみたいですが、土日祝は作並駅から送迎バスも出てるみたいです。
何が見れるの?
ガイドさんが案内付きで蒸溜所内の施設の見学ができました。
現在も原酒の製造をおこなっているので、ガイド無しでの見学はできないみたいです。
駐車場付近から1枚。奥に見えるのが、蒸溜所の心臓部分ですね。
これより奥はガイド無しでの立ち入りができないので、受付を済ませます。
受付を済ませると、出発までガイドさんが蒸溜所の成り立ちなんかを話してくれます。
受付をすませたのが、出発ギリギリでほとんど話は聞けませんでした(笑)
電話ボックスが樽に入っていたりと、芸が細かいです。
ツアーが始まって一番始めに見るのがこの建物。「キルン棟」と呼ばれるもので、原料の麦芽を乾燥させるための施設みたいです。
現在は麦芽を輸入するときに乾燥されたものを買っているみたいなので、キルン棟は使ってないそうです。
ただ、建物の屋根が特徴的でいいですよね。
日本ではあまり見ない風景です。
キルン棟の裏には麦芽を保存するサイロがあり、ここに原料が保管されています。
白い筒状のものがすべてサイロなのですごい量ですよね。
工場萌えの人は好きな風景かもしれません(笑)
次はウイスキーの仕込みをする施設を見たんですが、ここは撮影禁止でした。
次がこの蒸溜棟。ポットスチルと呼ばれる蒸溜器でウイスキーを蒸溜します。
この装置かなり大きくて(パッと見、3-4m?)迫力満点でした!
この建物を見た後は保存庫に向かうために来た道を戻ります。
立ち入りができない部分の風景。奥にもまだまだ施設はあるようですが、この先はいけません。
館内撮影ができなかった仕込みをする施設の外観。
昔使われていたポットスチル。「マッサン」の撮影でも使われたみたいです。
さて、次は保存庫。
外光が入らないようになっているので、中はかなり暗いです。
おそらく、湿度・温度もきっちりと管理されているんでしょう。
ここで熟成されて美味しいウイスキーになるみたいです。
熟成の過程をまとめたボードや蒸溜所竣工時の樽などもありました。
見学が終わると最後に試飲会場で無料の試飲ができます。
銘柄は行くタイミングによって違うようで、私が行った時は「竹鶴」「スーパーニッカ」「アップルワイン」の3種類でした。
各1杯ずつ飲めるほかにソフトドリンクもありました。
どれも美味しかったですが、お酒が弱い私は2杯目くらいで酔ってきたので、妻に飲んでもらいました(笑)
試飲会場の壁にあったロゴ。大手メーカーのロゴってかっこいいですよね。
売店もあり、その横にはマッサンとリタのエピソードの展示やニッカが発売した歴代のウイスキーが並んでいました。
試飲も終わって、後は数枚撮影を。まずは、施設内にある看板。
いいっすなー。すごい牧歌的な風景です。
できれば、池の向こうにも行きたかったんですが、写真に写っている範囲すべてが立ち入り禁止なので、なくなく諦めました。
かなりいい雰囲気なだけに残念ですね。
まとめ
ツアーの所要時間は30分ほど。試飲や買い物を含めても1時間半もあれば、ゆっくりと楽しめるスポットでした。作並温泉や定義山と合わせて観光すると1日楽しめそうです。
ツアーの受付がお昼はやっていないので、その時間に行くと何もできないので注意したほうがいいです。
工場萌えの人は楽しいスポットです。また、海外のような風景がひろがっているので、写真を撮っていても楽しいスポットでした。
おまけ
近くにゴリラ山というのがあったので、1枚。
山肌が露出している部分がゴリラの顔が上を向いているように見えるみたいです(笑)