カメラを買ったばかりの時によくぶち当たる壁が「思ったよりボケない」「スマホとそんなに変わらないなぁ」なんてことだと思います。
それは設定やカメラの仕組みを理解することでも改善できますが、個人的には単焦点レンズを使ってみるのが一番簡単に解決できる方法だと思います。
今回はそんな悩める初心者こそ単焦点レンズを使うべき理由を紹介します。
F値が小さいレンズを使うことができる
「思ったよりボケない」そんな悩みは、F値の小さいレンズを使うことで改善できます。
カメラと一緒に買ったキットレンズでは、F値が3.5-5.6が一般的です。
一方、単焦点レンズの場合価格が安いものでもF値が1.8程度のためずいぶんボケ方が変わってきます。
数字でみるとそこまで差がないように見えますが、撮れる写真は別世界です。
また、ボケやすいレンズを使うとしっかりピントを合わせないと、ピンボケの写真が量産されるのでカメラの基礎知識・技術を覚えることもできます。
レンズの価格が比較的安価
ズームレンズでもF値が低いレンズは売っていますが、ズーム全域でF2.8のレンズ(通しレンズと言われます)の場合、純正品は20万円前後とかなりの金額です。
サードパーティー製でも10万円程度と決して安いものではありません。
その下のグレードのレンズではズーム全域でF4.0のものもありますが、F値だけをみればキットレンズと大きく差がなかったりします。(と言っても、画質は違いますよ)
単焦点レンズは「シンデレラレンズ」と言われる安いものであれば1万円~3万円程度から購入することができるため、初心者の2本目のレンズとしてオススメできます。
レンズの画角が身につく
写真を始めたての時に陥りがちなのが、自分が動かずに被写体との距離に合わせてズームレンズを回して調整してしまうこと。
これでは、写真の表現力は身につきません。
というのも、広角・標準・望遠のレンズそれぞれに特性があり、それを理解することで、撮影の際に様々なアプローチができるようになるからです。
単焦点レンズであれば、自分が動いて被写体との距離や構図を変えなければいけないので、自然とその画角に対する理解が深まりますよ。
レンズ交換の楽しみが味わえる
一眼レフを買ったのであれば、色々なレンズを使ってみてほしい。
というのも、一眼レフはさまざまなレンズを使い分けられることが、最大の特徴といっても過言ではないからです。
キットレンズをつけっぱなしでは一眼レフの魅力が半減してしまいますよ。
まとめ
せっかく買った一眼レフだからこそキレイな写真を撮りたいですよね。
単焦点であれば、望んでいたボケが簡単に手に入りますよ。ぜひ試してみてくださいね。
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