【交換レンズ】レンズスペックはどうやって見ればいい?【ニコン編】

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レンズスペックの見方【ニコン編】

一眼レフやミラーレスを買った後に欲しくなるのが、レンズですよね。ただ、レンズのカタログや名前を見ただけでは初心者の人はどんなレンズなのか想像できないと思います。

今回はニコンのレンズのスペックの見方を紹介します。知っておけば、レンズ購入の際に役立つこと間違いなしです。

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マウントの種類

ニコンでは現在(2016年9月時点)一眼レフとNikon1(ミラーレス)それぞれの交換用レンズを販売しています。

このレンズですが、レンズを取り付けるマウントの大きさに違いがあり、一眼レフのマウントは【Fマウント】、ミラーレスのマウントは【Nikon1マウント】と呼ばれています。

基本的にはマウントが違うレンズの取付けはできませんが、一眼レフ用のレンズのみマウントアダプターを使えば、Nikon1に装着することができます。

Fマウントのレンズ

Fマウントは非常に歴史の長く、1959年に発売された「NIKON F」という一眼レフではじめて採用されて以来、50年以上もマウントが変わっていません。他社のカメラではフィルムからデジタルへの移行に合わせてマウントも変わっています。

マウントが変わっていないニコンの場合、フィルム時代の古いレンズでも今の一眼レフに装着して撮影できるという魅力があります。(エントリーモデルの一眼レフでは一部機能が使えない場合もあります。)

Nikon1マウントのレンズ

Nikon1は2011年から販売されているニコンのミラーレスカメラブランド。ただ、ニコンではミラーレスとは呼ばず、レンズ交換式アドバンストカメラと呼んでいます。

レンズに書かれている文字の読み方

AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II

購入したカメラについてきたキットレンズにこんな文字が書いてありますよね。これはそれぞれの部分でレンズの機能や種類を表しています。部位でわけるとこんな感じになります。

[AF-S] [DX] [NIKKOR] [18-55mm] [f/3.5-5.6] [G] [VR II]

それぞれこんな感じの意味があります。

  • AF-S…AF(オートフォーカス)の駆動方式。AF-Sの場合、レンズ本体に超音波モーターが内蔵されています。
  • DX…センサーサイズ。ニコンではフルサイズをFX、APS-CをDX、Nikon1のセンサーをCXと呼びます。レンズにDXと書かれている場合、APS-Cのカメラ用のレンズになります。
  • NIKKOR…ニコンのレンズはNIKKORレンズと呼ばれます。ブランド名なので、ここはどのレンズでも変わりません。
  • 18-55mm…レンズの焦点距離です。18-55mmのように間にハイフンが入る場合、18mmから55mmまでズームが出来るという意味です。
  • f/3.5-5.6…F値です。3.5-5.6のような書き方の場合、ワイド端(このレンズでは18mm)でF値が3.5、テレ端(このレンズでは55mm)でF値が5.6という意味です。
  • G…絞りの制御方式です。Gタイプのレンズはカメラボディ側から機械的に絞りの制御を行なうので、レンズに絞り環がついていません。
  • VR Ⅱ…手ブレ防止機構がレンズについています。

つまり、このレンズは超音波モーターによるAFができ、焦点距離18-55mm、F値3.5-5.6、カメラボディから機械的に絞りの制御をおこなう手ブレ防止機能付きのAPS-C用レンズという意味になります。

とまぁ、正直こう言われても余計わからなくなると思うので、下に各項目を解説していきます。また、このレンズにはついていない文字や記号もあるので併せて解説します。

AFの駆動方式

AFと書いてあるレンズはオートフォーカスが使えるレンズです。

ただし、これにも色々種類があり、[AF]、[AF-S]、[AF-P]が代表的なものになります。

  • AF…カメラ内のモーターによってAF駆動する方式。エントリーモデルの一眼レフではカメラにモーターを内蔵していない場合があり、その場合はAFは使えませんが、MFであれば撮影可能です。
  • AF-S…超音波モーター(SWM)をレンズに内蔵しており、レンズ内のモーターによってAFを駆動する方式です。ほとんどのカメラでAFが駆動するレンズです。
  • AF-P…今年の9月に発売される新しいレンズ「AF-P DX NIKKOR 18-55mm F/3.5-5.6G VR」かにはじめて採用されるAF方式。ステッピングモーターと呼ばれるモーターを採用しています。最近の一眼レフでしかこのAF駆動方式のレンズは使えないため注意が必要です。

他にも[AF-I][AF-N][Ai-AF]などの種類がありますが、現行のレンズでは、ほとんど存在しないものになります。

ちなみに今の主流はAF-Sのレンズです。ただ、今後はAF-Pが台頭してくるかもしれません。

測距・測光・絞り機構

AFの際に得た被写体までの距離情報をカメラボディに伝えることで、精度が高い測光ができるようになったレンズを[Dタイプ]と呼びます。[Eタイプ]、[Gタイプ]といったレンズにもこの方式は内蔵されているので、Gタイプ、Eタイプのレンズの場合、[D]とレンズに書かれることはありません。

DタイプとE、Gタイプの違いはレンズに絞り環が付いているかいないかの違いになります。また、Eタイプは電気的に、Gタイプは機械的に絞りの制御をします。

今では、F値を変える場合、カメラのダイヤルを操作していますが、昔はレンズの絞り環を回して直接絞りを変えていました。

現在はカメラボディからF値を変えることが一般的になり、絞り環の必要性がなくなったため、E、Gタイプからは絞り環がなくなりました。

センサーサイズ

ニコンFマウントのレンズにDXと書かれている場合はAPS-C用レンズ。レンズに何も書かれていないものはFXレンズ(フルサイズ用)になります。Nikon1マウントのレンズは全てCXなのでこちらもレンズにはCXとは書かれていません。

ちなみにDXと書かれたレンズは、フルサイズのカメラにも使用可能ですが、APS-Cサイズにクロップして使う必要があります。

その他の機能

  • Micro…他社で言うところのマクロのことです。ニコンではMicroと記載します。
  • Fisheye…魚眼レンズのことです。
  • ED…特殊低分散ガラスを使用したレンズ。色のにじみ、色収差を抑えてくれます。更に性能の高いSUPER EDレンズもあります。
  • N…レンズ本体にNマークのバッチのようなものがついている場合、ナノクリスタルコートが採用されているレンズになります。ナノクリとも呼ばれていて、逆光耐性に非常に強いコーティングがされているレンズになります。純正レンズの中では高級なレンズについていることが多いです。(キヤノンのLレンズのようなものでしょうか)
  • DC…[Defocus-image Control]と呼ばれるボケ方をコントロールできる機能がついたレンズ。レンズについているDCリングを回すことで前ボケ優先、標準、後ボケ優先といったようにボケ方をコントロールできるレンズです。とても面白い機能なのですが、この機能がついているレンズが135mmと105mmの単焦点しかなく、20年以上この機能を搭載したレンズが出ていません。

主にこんな機能が存在します。

ココだけ抑えておけばOK

上に書いたようにレンズの機能・機構はたくさんの種類があるので、いきなりすべてを覚えるのは大変です。

なので、最低限抑えてほしいポイントをまとめました!

  • 焦点距離…レンズの画角を決めるうえで重要なポイントです。
  • F値…レンズの明るさ、ボケやすさがわかります。数字が小さいほど明るくボケやすいですが、値段も高くなりますw
  • センサーサイズ…DXと書かれているレンズはAPS-C用なので、フルサイズカメラの性能を100パーセントは発揮できなくなります。今はAPS-Cのカメラだけどフルサイズへの移行を考えている人はDX以外のレンズを購入したほうがいいかもしれません。
  • AF…ニコンの一眼レフのほとんどに対応できるのがAF-Sと書かれているレンズです。AF-P、AF、Ai-AFは対応機種が限定されているので購入の際は注意しましょう。

カタログを見たときに見たい部分

レンズ名ではわからないレンズの性能というのがあります。その中でも以下の部分は確認することをオススメします。

  • 最短撮影距離…被写体にピントを合わせられる最短の距離のこと。距離はレンズの先端からではなく、センサーからの距離になります。ニコンの場合カメラに「距離基準マーク」(Φみたいなやつ)がボディに書かれています。
  • 最大撮影倍率…被写体を撮影した時にセンサーに実際写る大きさを表したもの。例えば、4cmの被写体を写した時にセンサーに1cmの大きさで写るなら、そのレンズの撮影倍率は0.25倍ということになります。倍率が大きいほど、被写体を大きく写せるようになります。

まとめ

レンズのスペックの見方がわかれば実際にレンズをカメラにつけなくても、どういったレンズなのかある程度は想像できるようになりますし、自分が欲しいレンズを探しやすくなります。

徐々に覚えていってレンズ購入の際に役立ててみてくださいね!

キヤノン編はこちら!

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